認定NPO法人大阪障害者雇用支援ネットワーク(ESネット)

活動指針

TOP  >  ESネットとは  >  活動指針

活動指針

働きたい、働く体験がしたい、働き続けたい障がいある人に対し

  • 相談窓口を作ります(気軽に相談できるところ場所づくり)
  • サポートする、多様な人たちの関わりを作ります(ネットワークづくり)
  • サポートする、多様な人たちへの講演会、実践事例報告、ノウハウ共有をおこないます(セミナー・講演会などによる啓発)

令和4年度執行方針

私たちの活動を次につなぐことを考える年

代表理事  奥脇 学

令和03年度も令和02年度と同様、新型コロナウィルスの影響で、ネットワークづくり、研修会、フォーラムなどの活動が思うようにできなかった一年となりました。少し状況が変わってきましたが、まだまだ今後どうなるかわからないということでは予断を許さない状況だと感じています。しかしこの状況下でもできることを少しづつ変えながら行ってきたことが、今後次に生かせるのではないかと感じ始めています。また当NPOが抱えている問題として、財政的な問題も解決していないのも現状です。理事をはじめ思いの強い方々の協力により活動を進めてきた私たちですが、毎年赤字で推移しており、いよいよ数年先の活動ができなくなるような状況も見え始めてきました。それらの状況のなかで、今年度私たちは、次につなげるようなことを一つでも多く試みる年としていきたいと考えています。

令和04年度の活動は、「私たちの活動を次につなぐことを考える年」として、コロナ禍の状況の中で昨年度試してみたことを引き続きおこなっていくこと、そして財政的にできることを考えて試してみることを行っていきたいと考えます。

令和03年度は、オンラインのイベントを多く行ってきました。完全オンライン、ハイブリットとリアルにこだわって中止をしてきた一昨年とは違い、長期化していくコロナ禍の状況下での新しい試みとして行ってきたことを、さらに拡大して活動を行いたいと思っています。職場適用援助者研修をはじめ様々なイベントでオンラインを活用して実行した結果を、アンケートや直接感想を聞いた意見の中では、利点として、全国各地から気軽に参加できる、研修をリアル参加より集中して聞くことができる等の前向きな意見が多くあると同時に、開催側としては人数制限を比較的意識しないで済むことなどがあるため、それらの利点を生かしながら、今後活動を広げていきたいと考えています。また、財政的な問題もある中、いくつかのイベントを有料にしつつ参加状況やみなさんのご意見を聞きながら、今後の活動を継続していけるよう様々な試みを積極的にしていきたいと考えています。

法人設立から20年が経過しました。コロナ禍の現状の中でイベントなどはできませんでした。記念の冊子をまとめていますが、今がこのNPOにとっても変革期に来ているのではないかと感じています。その中で私たちの役割を考えながら、思いのある方々と一緒に今何ができるのかを皆さんと一緒に感じ、活動していきたいと思っています。

厳しい現状ではありますが、活動指針に沿って会員の皆さんと障がいある人に必要な仕組みづくり、活動などを考えて実行していきます。